環境 地球温暖化環境問題 「地球温暖化論」は悪用されているのか 2022年12月16日 人類が排出する二酸化炭素に起因する地球温暖化論に対して懐疑的な見解を示している研究者の方は多いですが、その中でも赤祖父俊一氏は、かなり早い段階から異議を唱えていらっしゃいました。ご本人は気候学者というよりは、オーロラ研究の第一人者であり、気候学と少しズレた専門領域の立場であるからそ、鋭く地球温暖化論の非論理性を批判でき... 山越誠司
貧困 貧困 未来への投資を忘れた日本 2022年12月10日 昔は「苦学生」という言葉がありました。今はもっと深刻な「貧困学生」といってもよいのかもしれません。大学に行けば専門分野のことを学び、将来その知識や経験を生かして社会で活躍する。しかし、これは本当に夢か幻なのかもしれません。 仕送り額は約4万円も減少 東京私大教連が2019年に実施した首都圏の私立大学に入学した新入生の家... 山越誠司
環境 地球温暖化は人類の仕業なのか 2022年7月31日 一般的に、地球温暖化の原因は、炭酸ガス排出による温室効果だといわれます。これは、気候変動に関する政府間パネル(以下「IPCC」)の報告書に拠るところが大きく、マスコミの報道もあいまって、多くの人が信じている説です。そのため、脱炭素ビジネスは非常に盛況なわけですが、これが正しいかというと、多くの異論があるのが事実です。 ... 山越誠司
社会 「移動の自由」が確保された社会 2022年6月25日 「移動の自由」という言葉は、憲法の体系書を探してもなかなか出てこない。そして、自由権としての国内での移動の自由に関して、憲法の根拠条文について議論は活発でなかったし、体系的整理などもされてこなかった。 そこで、専門雑誌の法学セミナー66巻7号(2021年)の「移動の自由」の特集に接する機会があり、いくつか論文を確認して... 山越誠司
社会 緊急事態条項は何かを考える 2022年6月15日 自民党の日本国憲法改正草案には、緊急事態条項の新設がある。この緊急事態条項とは何か。永井幸寿『憲法に緊急事態条項は必要か』(岩波書店、2016年)によると、非常事態において国家の存立を維持するために、国民のためではなく、国家のために、立憲的な憲法秩序、つまり人権の保障と権力分立を一時停止する制度が緊急事態条項の目的であ... 山越誠司
環境 環境環境問題 環境問題の仮説を疑ってみる 2022年5月7日 太陽光発電と自民党議員の利権が暴露されたり、実は脱炭素は虚偽にまみれているといわれたりしている。本当に地球環境のことを考えたときに何が真実かみえなくなってくる。SDG’sの掛け声も環境ビジネスによる金儲けの仕掛けなのではないかと疑いたくなる。古くは、ドネラ H. メドウズ『成長の限界』(ダイヤモンド社、1972年)の警... 山越誠司
環境 地球温暖化環境 温暖化脅威論を再考してみる 2022年4月23日 メディアから流される情報をみていると地球環境が危機に瀕していることが強調されるが、その理論的根拠が示されていないことも多く、プロパガンダではないかと疑う人もいる。すなわち、特定の結論に向けて多くの人々を誘導する意図をもってメディアが情報発信しているという可能性である。なぜなら、各種情報発信において過去の統計データが示さ... 山越誠司