子育てに正解はないといわれますが、スキンシップとしてできるだけ多くの時間、何度も抱きしめてあげることは大切なようです。親にとっては頭を使わなくてもできるので比較的簡単な育児法だと思います。 抱き癖がつくからなどと言い訳をいっている暇があれば、赤ちゃんが泣いている間、ずっと抱っこしてあげると良いでしょう。特に母親の抱っこ...
社会の記事一覧
バブルが崩壊し、資本主義が終焉を迎えるというのは、少数ながら以前から有識者が指摘していました。森永卓郎『投資依存症』(フォレスト出版、2024年)でも同じことが述べられています。 森永氏によると資本主義の本質は、勝ち組が負け組から収奪する仕組みで、投資も含めてゼロサムゲームであるといいます。たとえば、大企業が中小企業か...
日本語と英語で同じことを言ったり書いたりしても、伝わる内容やニュアンスは大きく異なります。自分が生まれてから使用して自然に身に着いた言語を母語(mother tongue)といいますが、母語で書かれたものを英語に翻訳したからといって、執筆者の伝えたいことが読者に伝わるとは限りません。 夏目漱石の作品は、多くの日本人に愛...
清水晶子ほか『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(有斐閣、2022年)を読めば、「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」あるいは「政治的正しさ」のことが理解できるかと思いましたが、私の結論は「わからない」でした。本書の3名の執筆者にしても「わからない」というのが本音だと思います。 著者の方もいっておられますが、ポ...
この写真の人物は、長崎県にあった高島炭鉱の労働組合書記長になります。炭鉱が閉山する時、彼は残務整理をし、北海道の仲間に会った後、雲仙にて自殺しています。タバコを吸いながらいい表情をしている彼にとって炭鉱は人生そのもの。書記長としての仕事も、彼にとってすべてだったのでしょう。ここに昭和の働き方をみる思いがいたします。 一...
近年、働き方改革などといわれ日本の雇用形態も大きく変わろうとしています。今までは長期的労働契約とそれに付随した企業内訓練、社内競争を経た昇進による勤労意欲の増進など、「ゆりかごから墓場まで」的な労働環境が整えられていました。しかし、尾高煌之助「「日本的」労使関係」岡崎哲二=奥野正寛『現代日本経済システムの源流』(日本経...
詳細・申込みはコチラ↓ https://peatix.com/event/3856847/view 【概要】 今こそコロナ禍で行った事実をもう一度振り返り、これまでの対策や実践が正しかったのかを検証し、新たな一歩を踏み出す必要があります。今回のパンデミック騒動が残した感染対策の傷跡は、特に子ども達にとってはとてつもなく...
今回で最終回になります。このような発想や方法もあるかな、という程度で参考にしてみてください。労働生産性を上げる方法は人それぞれというのが前提にあるからです。 労働時間削減については時間管理で有名なテイラーの科学的管理法などがあり参考になります。しかし、各労働者が取り組めることで労働生産性を高める方法は、意外にも私たちの...
アリ社会は、自らの組織を長期的に存続させるために、非常に多様な人材(アリ)で構成された集団を形成していることがわかっています。また、アリ社会では、よく働くアリは3割程度で、残りの7割は働いていないというのは有名な話ですね。 長谷川英祐『働かないアリに意義がある』(中経の文庫、2016年)によると、この働かないで何もして...
昭和の労働観における公私混同は、夜の接待や休日のゴルフも含めて、土日も休みなく働くということでした。1980年代後半に「24時間戦えますか」という栄養ドリンクの広告がありましたが、まさしく四六時中働くのが昭和の時代だったかもしれません。 しかし時代は変わりました。今ここでいっている「公私混同」はまったく別です。ある経営...
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