社会 論文を書いて「まっとうな仕事」に変える 2023年3月18日 社会人の方に提言したいことがあります。レポートを書くとか論文を書くということを日常の業務に組み込むことです。情報技術の活用によって、仕事が容易になり、AIやロボットに仕事を奪われるということが指摘されますが、日々の業務で論文などを活用し、取り入れることで、みなさんの仕事の質は明らかに向上します。特に論文は論理的な思考力... 山越誠司
社会 社会 情報過多な社会で本質を見抜く教育 2023年3月12日 今はインターネットなどで知りたい情報を検索するとすぐに入手できます。ときには、判断できないほど大量の情報であふれてしまうこともあるでしょう。そして、正しい情報と、不確かな情報、かなり怪しい情報などあり、複眼的に検証しなければ、自分で誤った解釈をしてしまうこともあります。 こうした情報過多時代に必要になるのが、物事の本質... ceetree-media
社会 社会 令和時代を生き抜くための教育方法とは? 2023年3月5日 「今の若い人は指示されたことはできるけど、自分から動こうとしないんだよね・・・・」 石川一郎『いま知らないと後悔する2024年の大学入試改革』(青春出版社、2021年)によると、1960年代生まれの石川氏の同世代からよく聞く言葉だそうです。でも石川氏がいうには、それは若い人たちに限ったことではなく、育った時代は違ってい... ceetree-media
社会 文系理系社会 「文系」と「理系」のレッテルを外し学ぶ 2023年2月4日 受験シーズンですね。現在受験中の人も過去に受験した人も、高校生の段階で文系と理系の選択をさせられたと思います。その選択のために、その後の人生の方向性も決まってしまうことが多いのですが、なぜ高校生という早い段階から文理の選択がなされるのでしょう。現実社会は、文理で分けられるほど単純ではないのですが。 隠岐さや香『文系と理... 山越誠司
社会 リスキリング社会 「リスキリング」で気がつくリカレント教育の重要性 2023年1月14日 「リスキリング(reskilling)」という言葉が最近よく聞かれるようになりました。岸田首相も演説で言及したために、注目している人も多いと思います。リスキリングは、社会や企業のデジタル化の中で新しく生まれる職を得るための職業能力開発という文脈で使われます。経済産業省=リクルートワークス研究所「リスキリングとは - D... 山越誠司
社会 働かないアリは役立たずではない 2022年12月2日 イソップ童話の「アリとキリギリス」は誰でもご存じだと思います。アリは働き者の典型として登場します。しかし、アリの生態を研究している北海道大学の長谷川英祐准教授による、多くのアリは働き者ではないといいます。 長谷川氏の著書『働かないアリに意義がある』(中経の文庫、2016年)によると、アリの巣の中の7割ほどのアリが何もし... ceetree-media
<特集>ワクチンの境界 ワクチン新型コロナウイルス 【ワクチンの境界】はしがき 2022年10月23日 困難に直面するとその本質が見えるとよく言われますが、それは社会も同じです。戦争や災害あるいはテロや公害など、人類はこれまで幾多の困難に遭遇してきました。その中でも感染症の流行は大きな困難のひとつです。2020年から世界に蔓延したとされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、人類が直面したそのような困難の中で... 國部 克彦
未分類 pickup廃棄社会 世界初、フランスで衣類の売れ残りの廃棄を禁止した 2022年8月23日 2022年1月、フランスで売れ残った衣料品の廃棄が禁止される法律が施行されました。2022 年以降、売れ残った布地はフランスで破棄されなくなり、寄付またはリサイクルする必要があります。 これまで、EUでは包装廃棄物に関するEPR法(生産者が製品の廃棄やリサイクルまで責任を負う「拡大生産者責任(EPR)」)が存在しました... ceetree-media
社会 「平穏死」という提言を考える 2022年7月23日 超高齢化社会の日本で「平穏死」について提言した医師がいらっしゃいます。石飛幸三氏は特別養護老人ホームの医師で、数々の看取りを実践してきた方です。石飛氏は「私たちが今、真剣に考えなければならないのは、どうしたら老化現象を食い止められるかということではなく、どうしたらいいかたちで加齢し、そして死んでいけるかということだ」と... ceetree-media
社会 スマホを手放し勉強ができる人に 2022年7月9日 私たちはなんとスマホに多くの時間を使っていることでしょうか。小さな隙間時間ができれば、ついついスマホを確認している人も多いことでしょう。それによって、何か大きな利益があるわけでもないのに。むしろ不利益の方が大きいのではないかと疑うことも必要です。 東北大学加齢医学研究所は、仙台市との共同プロジェクトにおいて、学力と生活... ceetree-media