pickup
子育てで子どもを思いっきり抱きしめる

子育てに正解はないといわれますが、スキンシップとしてできるだけ多くの時間、何度も抱きしめてあげることは大切なようです。親にとっては頭を使わなくてもできるので比較的簡単な育児法だと思います。

抱き癖がつくからなどと言い訳をいっている暇があれば、赤ちゃんが泣いている間、ずっと抱っこしてあげると良いでしょう。特に母親の抱っこは父親の何倍もパワーがあります。

池川明『ママのおなかをえらんできたよ。』(リヨン社、2004年)等によると、子どもは魂のレベルにおいて親を選んで生まれてくるといいます。しかも、母親を幸せにするために生まれてくると。残念ながら父親は「おまけ」のようです。ただ、たとえ「おまけ」でも父親が子どもを抱きしめてあげることに絶大な効果があるのは事実です。

七田眞『七田式「魂の教育」』(講談社、2009年)によると愛情はスキンシップを通じて子どもに伝わるといいます。その結果、子どもは愛されていると認識して自信がつきます。そして、落ち着きがあり存在感のある人間に成長していきます。

すなわち、子どもは親からしっかり抱っこされると、自分は親から愛されている、愛されるにふさわしい人間だと感じることができるのでしょうね。

ですから、赤ちゃんが泣いているのであれば、泣き止むまで思いっきり抱きしめてあげる。幼児期になっても、児童になっても続ける。七田氏は、これを「七田のギュッ」と表現していました。子どものほうが嫌がる年齢になるまで続けてみるとよいと思います。

おすすめの記事