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フッ素入りの歯磨き粉は安全か

フッ素といえば、虫歯予防の薬剤をして有名で、歯磨き粉にも含まれている。歯を守るために使用されてきたフッ素であるが、日常的に使用し続けると危険である可能性もある。世界の歯科学会ではフッ素の使用について根強い反対意見があるのも事実である。

大森隆史『「重金属」体内汚染の真実』(東洋経済新報社、2010年)によると、フッ素は有毒物質で、その毒性は脳機能障害、遺伝子障害、心臓障害、腎機能障害などを引き起こすという。私たちが虫歯を防いでくれると思い込んでいる薬品も、実は世界で50年以上フッ素を使用する是非を問う論争が続いているという。そして、フッ素はごく微量であっても、脳細胞を汚染し、注意欠陥多動障害や学習障害などの脳の機能障害を引き起こす可能性がある。

我々はフッ素の危険性を知らされることは少ない。危険かどうかここで結論を出すことができないとしても、せめて危険性に関する議論があることぐらいは知らされてもよいと思う。歯科医師も歯科学会もスポンサーに配慮して、そのような情報を積極的に発信できないのであろうか。一度疑って、日々使用している歯磨き粉を見直してもよいかもしれない。少なくとも、ドイツやスウェーデン、オランダでは、フッ素の使用を中止している事実は認識しておくべきであろう。

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