pickup
体の冷えを解消し血液をきれいにする

2000年の歴史を持つ漢方医学では、血液が汚れると病気になるというそうです。なぜなら、血液は全身の細胞に栄養や酸素を供給すると同時に、そこから生じた老廃物を受け取って腎臓や肺に持ち帰り、排泄する大事な役割を担っているからだそうです。

そう解説するのは、血液学に造詣が深い石原結實博士。血液が汚れることを、漢方では「瘀血(おけつ)」と呼び、その汚れを排出しようと体は反応するそうです。たとえば、湿疹やじんましんは、悪いものを皮膚の表面に押し出して排出する作用になります。また、風邪などの炎症は、ばい菌の力を借りて血液の老廃物を燃焼しようとする表れです。さらに、ガンは、一か所に血液の汚れを固めて、毒素を排出しようとする表れだそうです。

よって、薬で病気を抑えて治そうというのは逆効果で、まずは血液をきれいにしなければならないといいます。そして、血液の汚れる第一の原因としてあげられるのは「体の冷え」だそうです。体が冷えると代謝が悪くなり、糖や脂肪、タンパク質などが不完全燃焼を起こして燃えカスが増えて、血液が汚れます。

では、この体の冷えを解消するにはどうすればよいのでしょうか。石原氏は次の提案をします。

提案

①陽性食品を食べ、血行を良くして体温を上げる

②朝食をニンジンジュースにして、血液中の老廃物を効率よく燃焼させる

③粗塩風呂に入り発汗を促す

④ウォーキングをしてふくらはぎを刺激し、血行を良くする

以上です。

陽性食品としては、塩、梅干し、しょう油、味噌、根菜類、玉ねぎ、にんにく、生姜などを摂るとよいようです。朝食は、ニンジン二本とリンゴ一個をジューサーにかけて飲むだけ。空腹感を覚えたら、生姜のすりおろしと黒砂糖入りの紅茶を飲むのだそうです。入浴も適度な水圧のおかげで血液の流れがよくなり、ウォーキングも下半身の筋肉が鍛えられ、毛細血管も増えて、副交感神経も優位になる利点があるそうです。

すべては実践できなくても、できることから試してみる価値はあるのではないかと思います。

おすすめの記事